最新のニュース
丸尾孝俊さん(兄貴)って誰?どんな人? 『金のなる木の育て方』ってどんな本? ちょっとだけ読んでみたい…試し読みできます!
著者は、バリ島在住の日本人大富豪 丸尾孝俊さん。ニックネームは“兄貴“!

丸尾孝俊(兄貴) Takatoshi Maruo(ANIKI)

1966年、大阪府生まれ。3歳で母親と生き別れ、父親と祖父に育てられる。
極貧生活から荒れた少年時代を経て、中学卒業後に看板屋の住み込み社員として就職。
その後、ディスコ従業員、トラック運転手などを経たのち、20代後半でインドネシアのバリ島に移住し
さまざまな事業を展開するが1年後とうとう持ち金が尽きてほぼ一文無しに。
その後、的屋やリース業などに関わりながら、商売を発展させ、その商売は関連31社(従業員数数千人)に成長した。
現在、バリを中心にアジアに数百ヘクタールの不動産資産、数十件の自宅を所有。
現地の学校や診療所などへの寄付、道路の舗装、伝統芸能の維持活動を行っている。また、複数の孤児への援助を行い里親にもなっている。
現地の人々から「マルさん」「ボス」「アニキ」と慕われ、いまやバリ島で知らない人のいないほど有名な日本人となる。
夫人と一男一女の4人家族。
日本のTV番組でも、テレビ東京「ありえへん∞世界」、テレビ朝日「スーパーJチャンネル」、日本テレビ「金持ちA様×貧乏B様」、関西テレビ「偉人変人たかじん」で特集された。おもな関連書籍に『出稼げば大富豪』シリーズ、『ホンマもんの成功法則』(ロングセラーズ)、『絶対成功する大富豪のオキテ』(日本文芸社)など。
自著に『大富豪アニキの教え』(ダイヤモンド社)がある。
公式ホームページ http://anikiwakyo.jp
出稼げば大富豪 http://www.dekasego.com

本当の豊かさを育む極意

試し読みする""
試し読みする
試し読みする
試し読みする
試し読みする
59の極意の一部を㊙大公開

はじめに この本を書こうと思った理由

約20年前、俺はバブル崩壊後の日本を飛び出した。手元にはたったの18万円。
それが今ではバリ島で1000ヘクタール、東京都の面積の約2分の1もの土地を所有している。
31社の企業を立ち上げ、現地の従業員は6000人を超えた。資産総額はもはや自分でも把握できない。
そして、いつの間にか「大富豪アニキ」と呼ばれるようになった。
今では毎日のように日本の若い連中や個人投資家が俺に会いにやって来る。
その数は、すでに1000人を軽く超えた(二○一三年一月現在)。
そんな彼らと自宅のリビングルームで明け方まで語り合うこともしょっちゅうだ。
「どうしたら日本社会で成功できますか?」
「このまま会社で働いていても先が見えません。でもどうすれば?」
「自分には人脈も、資金もない。何から始めたらいいですか?」
俺はどんな質問にも、一人ひとりに答える。
なぜならそれはすべて自分自身が考えてきたことだから、これまでに通ってきた道だからだ。

俺の幼少期は、ほんまに貧しかった。
母親が家を出ていき、父親はまともに働かず、じいちゃんに育てられたようなものだった。
子どもの頃いつも考えていたのは食べ物のことばかり。
本当に死ぬかと思うくらいにひもじかった。
だから金持ちに憧れた。カネが欲しい、カネがあれば、とずっと思っていた。
世の中、カネがすべてと信じた。物心ついてからは、どうしたらカネが手に入るかと悪あがきしまくった。
そこから脱皮したのは、まともに就職して搾取の構造に気づいたときだ。そのあと自分で起業してさらに目が醒めた。
本格的に考えが変わったのは、バリ島に来たあとだ。
それまでは考えつくことは全部やったし、できることは全部試した。そしてほとんどは失敗した。
そこで、人間が成長するためにいちばん必要なのは、失敗することだと気がついた。
だから俺は、それはもうたくさんのことを学ぶことができた。
たくさん失敗してきたから、たくさん得たものがある。
そうやって、まだ細い「金のなる木」をじっくり大きく育ててきた。

今、外から日本を見ているとたまらない気分になる。
外からだからこそ、見えることがある。気づくことがある。
これから先、紙のお金(紙幣)の価値は下がるいっぽうだ。それに本当に気づいている人がどれだけいるだろう? 
年金もダメ、金利も上がらない。
生活保護を受けている人の数は過去最高、消費経済は冷え込むばかり。
なんと「正社員」になるのが子どもたちの将来の夢という社会。
そんな社会に、未来などあるだろうか?

昔の日本はそんなじゃなかった。
俺が子どもの頃はみんな貧しかったけれど、希望があったし義理人情も生きていた。
「人・モノ・カネ」の優先順位がちゃんと守られていた。今はどうだ、真逆じゃないのか。
「人」をないがしろにした社会やビジネスに、豊かさなんかあり得ない。
それが、さんざん失敗をくり返し試行錯誤してきた俺の、心からの結論だ。

日本がなくしてしまったものを、もう一度思い出してほしい。
そして、日本人みんなに豊かになってほしい。
だからやっぱり、今のうちに話しておきたいことがある。

俺がずっとあたためてきた「金のなる木」の育て方を、日本のみんなに伝えたい。

丸尾孝俊(アニキ)

「出会い」をつないで「縁」をつくる

多くの場合「出会う」ことはしても、それっきりで終わってしまう。
いくら名刺交換して数を集めても、本当に出会ったことにはならない。
何の印象も残せず、名刺を見ても何も思い出してもらえないくらいなら、
可能性が残っているぶん、まだ出会っていないほうがマシじゃないか。
出会ったら出会いっぱなしではなくて、それを「縁」に変えること。
自分からキッカケをつくって、縁を結ぶ。あるいは人にキッカケをつくってもらう。

第三者にとりもってもらったら、次は自分がその人と人をつなぐキッカケをつくる。
つないだ人から感謝されたら、それがまたキッカケになる。
その感謝のやりとりが、次のご縁を生んでいく。
ご縁っていうのは、「感謝のキャッチボール」のことだ。
投げたり、投げ返したり、やりとりを継続する。継続することで、ご縁が育つ。
縁を感じれば、その人は自分を応援してくれる。
それまで他人だった人が、自分のことのように感じてくれるようになる。
ご縁はつねに繁殖するものだから、ひとりといい縁を結んだら、それは100人にも1000人にもなる。
1回目があって、2回目、3回目があれば100回目だってある。
1回目があっても2回目がなければ、それっきり。だから、一度生まれた縁は途切らせてはいけない。
どんなときも、チャンスは「人」が運んでくるのだから。

素早くたくさん「失敗」する

俺は世の中に出るのが早かったから、知識も何もなくて、当然失敗ばかりした。
怒られてばかりで、恥をかきまくった。勉強は大嫌いだし貧乏だったし、自信なんてあるわけない。
中学をぎりぎりで卒業し、16才で小さな看板会社に入社した。
家がないと言ったら、倉庫に住んでもいいと言われた。
暗くて、寒くて、夜中になるとどこからともなく怖い音がした。倉庫だからな。
社長は元海軍の将校で、間違えると怒鳴られ、気に入らないと長い竹定規がビシッと飛んでくる。

一度ヤカンを投げ返したら、殴られた。
毎朝6時に起きて、社内の掃除。新入りだから、朝飯のみそ汁には俺だけ具がない。
それでも食べさせてもらえたし、カネがもらえた。生まれて初めて、給料をもらった。
たくさん失敗をしたから、たくさん学ぶことができた。その恥が、生きた知恵になった。恥をかくたびに、少しずつ賢くなった。
俺の人生は、成功1割、失敗9割。失敗の帝王だ。
若いうちにスタートすればするほど、損失は小さい。
失うものもないから、何度でも失敗できるし、何度でも取り返せる。立ち直りも早い。
失敗の回転を速くすれば、失敗は小さくて済む。成長の回転を早めたいなら、失敗を重ねることしかない。
失敗してガッカリ、ではなくて「この程度で済んでラッキー」って思えるぐらいにまでなってみろ。
「失敗しました。また一歩成長です!」
って報告し続ければ、あきれて誰も怒らなくなる。
失敗したら、その痛手を忘れる前に、次の失敗をする。そうするとだんだんしなくなる。
するにしても損失の少ない、上手な失敗ができるようになる。

お金に感謝しない

日本語では、大切なものやありがたいものには「お」を付ける。
「お食事」や「お水」はいいかもしれないが、「お金」はどうだろう。俺は、「カネ」でいいと思う。
そう言うと、たいてい反論がある。
「お金は大事じゃないんですか? お金は大切にしろと教わりました」
確かにそうだな。カネは大事だ。
でもカネはしょせん紙切れだ。感謝したところで、カネには人格や心はない。

その大事なカネを与えてくれたのは、間違いなく誰か他の人間だ。
紙幣が勝手に銀行へ行って、ATMで振り込み手続きしないよな。
カネをつくって振り込んだのは、勤務先の社長だったり、得意先だったり、自分とこの従業員だったりするんじゃないのか。
銀行振り込みされた通帳の残高を見てほっとしてる場合じゃない。
印字されているのは、ただの数字の羅列。何の意味もない。いくら見ても増えるわけでもない。
カネに感謝なんかするな。そのカネをつくってくれた人に感謝しろと俺は思う。
もしかしたら取引先の社長は、自社は赤字なのに無理をして入金してくれたかもしれない。
自分の給料を減らしても、従業員には毎月払っているかもしれない。
俺は、そういう人をたくさん知っている。俺だって大阪にいた20代の頃はそうだった。
バブルがはじけて会社の売り上げゼロで、事務のおばちゃんの給料は夜中にトラックの運転手をやって払っていた。
トラックの助手席にヴェルサーチのスーツを吊って、日本中走った。社長なんだから、当たり前だ。
給料もらって当然、なんて思ってるような人間になったらあかん。
カネはただの数字だが、その裏には数えきれないほどの人たちのドラマがある。
給与明細や通帳だけ見ていたって決してわからないドラマや苦労話を、打ち明けてもらえるような人間になれよと言いたい。

「人・モノ・カネ」の順番を守る

昔から、大切なものは「人・モノ・カネ」と決まっている。
この順番は絶対だ。いちばん大切なのが「人」で、次が「モノ」、そして最後に「カネ」。
ピンチのときに手放す順番はこの逆で、まず「カネ」。次に「モノ」、最後に「人」だ。これは基本中の基本。
人だけは、最後の最後まで手放してはいけない。
最近では多くの企業が、業績が行き詰まるとまっさきにリストラして人を切る。
まったく順番が逆になってしまった。
人材こそが、利益を生み出すいちばんの「原資」なのに、それがわからない。
目先のカネのために自らの「命」を切っていく、そんな事業体はいずれ行き詰まるだろう。
「人・モノ・カネ」は3つでひとつだ。「人」と「カネ」は切っても切れない関係にある。
その中間を結ぶのが「モノ」だ。
にもかかわらず多くの人は、カネのことだけを単体で、考えたり議論しているんじゃないのか。
それなら、うまく行くわけがない。増えるわけなんかないと俺は思う。
カネは、まずモノに変えなくては何の意味もない。
それを人に売ったり貸したりすることでまたカネが戻ってくる。

「人→モノ→カネ→モノ→人」

ここで大事なのは「循環」しているのではなくて「往復」だということ。
すべての商売は、このサイクルをえんえんくり返す。
くり返すことによって、経験値が高まるからだんだんと上手になる。
そうしたら次第にくり返すスピードを速めていく。
最初は地味でもいいんだよ。俺だって最初から、今のように華々しくやっていたわけじゃない。
どちらかというと、かなり地味だった。
人間タコ焼きマシーンと呼ばれるぐらいにタコ焼き焼いたり、輪投げのテキ屋をやったり。
まずは地味に地道に、「人・モノ・カネ」の順番を守った。
たとえば昔、外でタコ焼き売ってみたけど全然売れなかった日には、
公園に来る子連れのおばちゃんにタダで食べてもらったもんだ。
「おばちゃん、ちょっとこれ食べてってや。どうや、うまいだろ?」
残したってしょうがないし、捨てるより食べてもらいたい。
それで美味しいとかまずいとか、言ってもらえるのもよかった。
その日の売り上げは500円しかなくても、どんどん人が集まってきて、ものすごく喜んでもらえたっていう体験。
それが、商売の始まりだ。

Copyright ©『金のなる木の育て方』事務局 All Rights Reserved.